例えばですよ。
私以外の皆は何処かで繋がっている。
それは表向きだったり、裏だったり。
「まさか」と思うところが以外にも接点があったりして。
皆は繋がっている事を私に言わない。
私は何も知らずに、普通に付き合うけど
実はそこには何かある。
私を貶めるような。
何のメリットもないでしょう。
私なんて。
何も持ってません。
私一人を騙すなんて何の意味もないような気がしますよ。
でもそうじゃない。
何らかの利益を得ようとして皆が組んでいる訳ではなく、
ただ私を消すために、ただ苦しむのを見て楽しむために。
そっちがそうなら私も気づかないふりをしてあげる。
最後に誰かがバラすでしょう?
「実は皆、お前が嫌いなんだ」
うん、知ってたよ。
そう言う返しの方が向こうは楽しくないだろう。
ショックを受けているところが見たいんだろうから、
逆のことしてあげる。
私は知ってて、騙されてあげる。
怖いよね。
誰も信じられなくなるよね。
嫌だ。
大嫌い。
でも本当はね、疑ってる自分が一番嫌い。
私によくしてくれた人を、疑う自分が一番醜い。
誰かを騙す事よりも、誰かを疑う方が悲しい。
たまにこんな気持ちの悪いことを考えてしまいます。
怖いです。
自分がね。