観たい観たいと思って早数年。
DVDがあると変に安心して観ないもんですね。
やっと観ました。
「硫黄島からの手紙」
衝撃でしたねぇ・・・
とても興味深かったです。
登場人物は実在した方らしく、これが全て本当かどうかはわかりませんが
日本人とアメリカ人の凄さを見た気がします。
時代が時代だっただけに人それぞれの覚悟って今とは全く違いますね。
わかってはいるんですが、それだけ今の日本が平和だと言うことでしょうか。
私は平和じゃないんですけども。
栗林中将と言う方が素晴らしかったです。
これぞ指揮官!と尊敬の眼差しで観ておりましたが
やはりその考え方に反発する人もいたりして。
妙な軍国主義は偏った見方しかできなくなるものなんでしょうか。
万歳と叫びながら突撃するのが当たり前で
殺されるくらいなら自ら玉砕の道を選ぶあたり・・・
観ていてしんどいものがありました。
それを否定した栗林中将の想いが通じないことにイリイリしつつ
西中佐役の伊原さんが猛烈に格好よくてどうにかなってしまいそうでした。
自決シーンもそうですが、爆撃などで人が死ぬシーンが結構グロです。
顔をしかめながら、目を覆う手にすきまがあったのは否めない。
どうやって撮影してるんだろう?と思考回路のベクトルを変えることで
なんとか気持ちを終始保っていた次第であります。
爆風の後の体とかさ・・・
アレ、どうなってんの?
実際吹き飛ぶわけじゃないんだけど煙が収まるとえらいことになってる。
それはもうえらいこっちゃでした。
作り物なんですけどね・・・
これ、実際あったことなのよね。
数十年前は現実だったのかと思うと本当に心が痛む話です。
今まで地上戦の話をそんなに観ていなかったけど地上も空中も一緒だね。
意味のない死に方のような気がしてた。
でもそれぞれ、色んなものを抱えていたんですよね。
万歳突撃
玉砕覚悟
ため息がでるね。
いつか靖国へ伺いたいと思います。
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